バイトから正社員になるには?社員化の仕組みを徹底解説

バイトの求人情報で『社員化』『正社員登用』という言葉を目にすることはないでしょうか。

いずれも『バイト・パートなどの非正規雇用から、正社員として正規雇用される』という意味を指す言葉です。
しかしながら、実際のところ制度の仕組みやメリットについて理解している方はあまりいません。

そこで今回は、社員化の仕組みについて詳しく説明していきます。
特に大学3〜4年から始まる 就職活動を不安に感じているという方 は、ぜひチェックしてみてください。

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まだ決まらないという人は、自分にどんなバイトがあっているかをキャラ診断でみてみましょう。

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バイトと正社員の違いって?

アルバイトと正社員の違いとは

最初は『そもそもバイトと正社員にはどのような違いがあるのか』という部分から説明していきます。

給料

具体的に、給料体系の違いは以下の通り。

  • バイト:時給制または日給制
  • 正社員:月給制が主流+ボーナス

バイトの場合、シフトに入った日数に応じ、時給か日給で給与が支払われます。
そのため『毎月の収入は変動する』というのが特徴的。
また 昇給はあるものの頻度としてはかなり低め です。

それに対し、正社員は出勤日数が定められている分、毎月一定額の給与が支給。

また、働きに応じて『基本給の昇給』『ボーナスの支給』もあるでしょう。
時給換算にした場合も、給与水準が高い場合がほとんどです。

雇用期間

雇用期間も、次のような違いがあります。

  • バイト:契約期間が定められていたり、途中で契約を終了されたりすることがある
  • 正社員:基本的に無期雇用で、期間は決まっていない

正社員であれば、フルタイムで定年まで働く『無期雇用』がほとんど。
そのため、期間は特に決められていません。

しかし、バイトの場合は期間が定められていることも。

また期間が決まっていなかったとしても、会社が経営不振に陥った場合、先にクビになるのはバイトです。

そのため バイトのほうが社会的に不安定な立場にある と言えるでしょう。

出勤日数・時間

正社員の場合、出勤日数は固定され、フルタイムで働くという場合がほとんど。

また、業務が終わらなかった分は残業したり、バイトで欠勤が出たときに休日出勤をしたりすることもあり、これがなかなか大変なポイントです。

それに対し、バイトはフルタイムよりも働く時間が短い傾向に。
フルタイムが8時間であれば、5〜6時間ほどのシフトであることが多く、出勤日数も週3〜4日と少ない場合が多いでしょう。

なお、残業・休日出勤といったことはほとんどありません。

社会保険制度

健康保険や厚生年金、雇用保険といった社会保険制度を利用する上で、バイト・正社員の間で利用条件に違いはありません。
しかし、その条件が『労働時間』によるもののため、働く時間が短いバイトだと制度が適用されない場合が多いです。

例えば、健康保険の場合、学生バイトが保険に加入するには『正社員の3/4以上の労働時間(1日または1週間)・及び1ヶ月の勤務日数以上』という条件を満たさなければいけません。

学業とバイトを両立させるのであれば、この条件を満たすのはなかなか困難。
一般的な学生であれば、講義やゼミなどがあるため、長時間バイトに充てることは難しいです。

ただ、フリーターのようにバイトに充てられる時間が長い場合は、こうした制度を利用できることも。

福利厚生

福利厚生は2種類のものがあり、法律で定められた 法定福利厚生 と、その会社オリジナルで制度化している 法定外福利厚生 が挙げられます。
会社オリジナルの福利厚生である法定外福利厚生において、正社員の方がバイトよりも手厚い待遇を受けられるでしょう。

制度の例として、

  • 健康診断・人間ドックの費用補助
  • 保養所の利用
  • 社員旅行の実施
  • 結婚・出産・身内の不幸などに伴う慶弔見舞金の支給
  • 持ち株制度
  • 住宅手当

などが挙げられます。

これらはバイトやパートのスタッフだと支給されないか、されても制度の一部のみという場合が多数。
中には、バイト・パートスタッフにも同様の制度を設けている企業があるようです。

社員化の仕組みは?

アルバイトの正社員化の仕組みとは

それでは、具体的に『社員化』とはどのような仕組みになっているのでしょうか。
社員化の流れや、社員化の見込みが高い職場・バイトの特徴について説明していきます。

社員化の流れ

バイトから社員化で正社員になるパターンとして、

  • 『バイト先の社員や店長に声をかけてもらい、そのまま正社員として内定』
  • 『社員・店長の推薦により、役員や社長との面接を経て内定』

というものが挙げられます。

会社や店舗ごとに方針は異なり、また一定の勤続年数を要する場合がほとんど。
いずれの場合も、社員や店長からの信頼を得ていなければ、社員化を図ってもらうのは難しいでしょう。

まずは真面目に働いて、周囲からの信頼を得ることがポイントです。

社員化の可能性が高い職場

求人サイトや求人情報誌の求人情報に 正社員登用あり という文言が書かれていれば、社員化の可能性は高いと言えるでしょう。

そのような求人を出している職場であれば、過去に社員化の実績があったり、バイトの評価制度が整えられていたりすることも多い傾向に。

しかし、制度がなかったとしても、働きぶりや人柄次第で社員化を図ってもらえる見込みは十分あります。
特に飲食業や販売業など、サービス業においては社員化してもらいやすい傾向に。

社員化の可能性が高いバイトの特徴

社員化の可能性が高いバイトの特徴として、具体的に、

  • バイト・社員と積極的にコミュニケーションをとる
  • スタッフからの信頼が厚い
  • 状況に応じて、臨機応変な対応をとることができる
  • 業務改善を積極的に提案している
  • 遅刻や当日欠勤をせず、規定のシフト通り働いている

といった点が挙げられるでしょう。

まじめにコツコツ働くことで、正社員として登用してもらえる見込みが高まると言えます。

バイト先へ就職するメリットは?

アルバイト先へ就職するメリットとは

続いて、バイト先へそのまま就職することのメリットを紹介していきます。

人間関係や仕事内容のギャップが少ない

バイトとして働いてきた職場に就職するため人間関係や仕事内容におけるギャップが生まれにくいというメリットがあります。

一般的な就職では、全く新しい職場に入るため、

『人間関係を築くのが大変…』
『思っていた仕事となんだか違う…』

といったギャップが生まれることも少なくありません。

しかし、バイト先にそのまま就職するのであれば慣れ親しんだ社員やバイトと働くことができるため、人間関係で問題はないでしょう。

また、仕事内容もベースはバイトと同じとなっているため、ギャップは生まれにくいと言えます。

即戦力として活躍することができる

社員化のメリットとして、『バイトとして培ってきた経験を社員になってからも発揮できる』という点も挙げられるでしょう。

基本的に バイトの社員化は1年〜数年以上働いてから という場合がほとんど。
また、業務の内容や流れを把握しているのが条件となるでしょう。

そのため、正社員として働くときには既に業務がこなせる状態となっています。

新入社員の悩みとしてよく挙げられるのは『仕事のやり方がわからない』『業務に慣れない』ということ。
バイトを経験した上で正社員として働くのであれば、こうした悩みはほとんどなく、現場の即戦力として活躍できるでしょう。

これまでの経験を生かして、仕事を楽しむことができます。

デメリットもある?

バイトの社員化には、デメリットもいくつか存在します。どのようなものが挙げられるか、以下で確認していきましょう。

キャリアの幅が狭まる

バイト先へそのまま就職する場合、ひとつの業界しか経験できないことで『キャリアの幅が狭まる』というデメリットが挙げられます。

一般に『未経験の業界へ転職するのは、経験がある業界へ転職するよりも難しい』とされています。
数年経ってから転職を考えるとき『一度別の業界で就職しておけばよかった…』と後悔することも少なくありません。

 『就職活動が面倒だから』『勝手が分かっていて楽だから』という理由で安易にバイト先に就職するのではなく、キャリアプランをしっかり検討するのが大事です。 

本当にそのまま就職して良いか、よく考えてから社員化の道を選ぶようにしましょう。

立場の違いによってギャップが生じる

バイトが楽しかったからといって、就職してからも同じ感覚で働けるとは限りません。
立場の違いから『ギャップ』があることも押さえておく必要があります。

バイト先でそのまま就職して働く場合、仕事内容や人間関係におけるギャップはほぼありません。
しかし、

『思っているよりも残業が多い…』
『他の業種と比べると給与や待遇が悪い…』

など、バイトのときには見えなかった側面が見えることも。

社員化を検討するのであれば バイト先の正社員がどのような働き方・待遇なのか、事前にしっかりリサーチしておく必要があります。 

まとめ

制度の有無にかかわらず、働きぶり次第では社員化の見込みが十分にあります。

就職活動での採用が難しいような職場でも、バイトで経験や実績を積んで就職するという道があるのではないでしょうか。
そのため、将来の道をすでに決めているのであれば、社員化を狙ってみるのもおすすめです。

記事の内容を参考に、就職活動に不安を抱えている方は、バイトからそのまま就職するという進路も検討してみてください。

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